津軽のお寺 専求院

紫陽花とうつろい。

こんにちは。
南の方は梅雨明けを迎えたようですが、ここ弘前では梅雨真っ最中。
ただいま雨がしとしと降っております。

雨といえば紫陽花(あじさい)。
雨が良く似合うお花です。
ここ専求院にもたくさん咲いています。

たまに葉っぱにカタツムリがいたりして、それはそれはカワイイお花。

この紫陽花の花言葉。
実にたくさんありまして、うつろい・心変わり・高慢・あなたは美しいが冷淡だ・移り気・元気な女性・浮気などなど。
どれが本当なのかわからないくらい。それに極端に意味の違うものもあります。

これだけたくさんの花言葉を持つ花も珍しいのではないでしょうか。

うつろいや心変わり、移り気などは土壌によって花の色が変わるからという理由があるそうですが、なんだか子育てに似ていますね。
土台の質によって、いろんな色になる。
個性ってそんなところから出るのかなと考えずにいられません。

さて、うつろい。
諸行無常と意味が似ていますね。

あらゆるものは移ろいゆく。
一秒たりとも同じ状態であることはないという意味。

そう考えると、一瞬一瞬を大事に生活したいものですね。

合掌。

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