雨。
ただいま雨の弘前です。
仏教には「法雨」という言葉があります。
仏の慈悲が衆生(しゅじょう)をあまねく救うことを、雨が万物を潤すことにたとえた語と辞典にあります。
雨が降ると、残念がられてしまうことが多いですね。
甚大な被害をもたらすこともありますが、雨は大事な恵みであることは周知の通りと思います。
農作物をはじめ植物に欠かせない水であったり、もちろん、私たち人間の飲料水になったりと、生きているものには無くてはならないものですよね。
先ほどの「法雨」。
雨は万物を潤します。
万物は潤い、豊かになります。
お釈迦様の教えも、私たちの心を潤し、豊かにしてくれるものなのです。