津軽のお寺 専求院

お礼を求める。

こんにちは。

弘前はすごい雪です。
すごいなんてもんじゃない。
豪雪です。雪かきに時間と体力を消費している毎日です。

雪国のみなさま、おつかれさまです。
屋根に登るときは気をつけてください。

さて、雪が積もると、道幅がどうしてもせまくなってしまいます。
その道幅で車と車がすれ違うものですから、当然譲り合いになるわけです。
譲られれば「ありがとう」のお辞儀をし、譲る方は少しでも相手が楽に通れるように精一杯車を寄せるわけです。

私も同じく譲られたり譲ったりの繰り返しを冬中するわけですが、こちらが譲っても挨拶もしない、それどころか携帯電話で話してたりする(これは違反ですね?)、もっと寄れのジェスチャー(いえいえ、精一杯寄ってますって。ホント) 。

そんなことが続けてあったもので、つい「せっかく譲ってあげたのに?」の「のに?」が出てしまいました。

そういえば、うちのお坊さんが言ってました。
「譲るのも一種の布施だと思うよ。見返り(お礼)を求めてはいけないんだよ?。あなたが好きで譲ったんだからさ。」と。

そんなのわかってる。でもさ、でもさ?大人として挨拶しないってどうなのよ!!
まあね、運転に夢中でつい忘れてしまったのかもしれないけどさ。
でもさ?、 やっぱりお礼くらいしないとダメでしょ?礼儀として。

と、お坊さんの顔を頭の中で消し消し・・・。
それでもやはり子供も乗っていたので、自制心が働き(笑)、教えの通り見返りを求めず笑顔で譲ることができました。できたと思います。

そして、昨日はこのことをブログに書こうと思いながら車を運転していたら・・・若い男の人が、これまたあり得ないくらい素晴らしい笑顔でお辞儀をし、クラクションまで鳴らしてくれました。

あ?、やっぱり笑顔でそんなことされると嬉しいです!
若い男の人だったからじゃありませんよ、きっと(笑)

そして見返りは決して求めてませんよ・・・たぶん(笑)

読んでくださりありがとうございました。

合掌。

修行が足りない庭wwより。

 

 

 

 

 

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