浄土宗 専求院

仏さまとともに、命を思う
お寺のある暮らし

           
新しいご供養のかたち・樹木永代供養墓樹木永代供養墓 専求院

お彼岸。

2013.03.11

こんにちは。
お彼岸の時期もそろそろですね。

お寺にもたくさんの人がお参りにいらっしゃいます。

残念ながら、昨年同様お墓参りは雪のため難しそうです。
それほど大雪でした。(一昨年は大丈夫だったのにな?)

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、お彼岸は春分の日、秋分の日近辺の時期をさす言葉として使われていますが、この「彼岸」、場所を表しています。
読んで字の如く、「彼の岸(かのきし)」、つまりあちら側の岸という意味を持つ言葉です。

対して「こちら側の岸」を示す言葉は「此岸」。
私たちが普段生活する世界を表しています。

仏教では、この普段生活する世界を悩みや苦しみの多い世界(迷いの世界)ととらえています。
「そんなことない、充実してるよ?」と思う方もたくさんいらっしゃいますが、悩みや苦しみをひとつも持たずに生活するということはなかなかできないことでしょう。

そんな日常の対岸にある世界を彼岸、つまり「安らぎの世界」と位置づけたのです。

さて、このお彼岸の期間。
俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされています。

六波羅蜜を簡単に説明します。

・布施 誰かのために何かを「差し上げる」こと(ものでも、言葉でも、気持ちでも)を    喜んでする。

・忍辱 感情に流されず、辛抱強く物事にあたる。

・持戒 してはいけないと思うことはしない。

・精進 するべき事に少しずつでも励む。

・禅定 心を穏やかに調える。

・智慧 物事の道理を、正しく理解する。

いずれも見返りを求めずに。
当たり前のことと思うかもしれませんが、意識しないとできないことではないでしょうか。

ほんの少しでも意識して生活することができたら、日常に幸せを感じることができるかもしれません。

お彼岸のお墓参り、どうぞ気をつけてお越しください。

読んで頂きありがとうございました。
合掌。

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